一般の方へ
-for general public-
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“アートメイク”という言葉は造語で、通じるのは韓国、中国、台湾のみです。世界では“Permanent make””Permanent cosmetic” “Micropigment“”Cosmetic tattoo”
と呼ばれています。直訳するとわかるように”記憶するメイク“”落ちにくいメイク“で消えないメイクではないということ。メイクパーツ染色法の総称であり、医療治療で行われる医療tattoとは異なります。近年韓国、中国では”半永久化粧“と称されています。
アートメイクの原理
タトゥー・刺青よりもリスクの少ない染色術で、眉やアイラインを美しく保つメイクアップです
アートメイクは、皮膚のごく薄い部分(表皮)に専用のニードル(針)で色素を入れ定着染色させるメイクアップ術の一つです。眉やアイラインなどお化粧よりも自然で、かつ美しく仕上がります。
タトゥー・刺青よりも皮膚の浅い部分に着色をするため、一生消えないメイク、落ちないメイクではなく、数年で色が徐々に薄くなっていきます。お肌のターンオーバーの原理から代謝に合わせて色褪せしていきます。
そのため、定期的なメンテナンスアプローチ(タッチアップ)が必要です。そうする事でその時に見合った一番きれいな状態を保つ事が可能です。
また痛みが少なく、出血など少ないのも長年世界中の女性から親しまれるメイクアップの一つと言えます。
医療治療による医療tattoo(乳輪染色、瘢痕カモフラージュなど)の原理はメイクパーツとは異なります。
良いクリニック選びとは
施術を受けるクリニック(技術者)との信頼関係=しっかりカウンセリングを受けてアートメイクを知ること。
法律規制前はエステサロン等でお手軽に美容メニューとして親しまれていました。
サロンによっては金額提示のみで詳しい原理や技法の違い、各技法のメリット・デメリットを開示しているサロンは無いに等しい現状でした。
そのため、施術後のアフターケア法や、起こりうるトラブル回避法などもお客様に伝えられていなく、トラブルにつながる事例が消費者センターに多く寄せられていました。
施術に当たり正しい知識情報を消費者自身が知ることが大切です。
国民生活センターが開示したサロンでの被害
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20111027_1.pdf
2000年に入り厚生労働省の通達により医療施設で医師または医師の指示のもと看護師、准看護師のみ可能であるということ。
では上記下線であれば誰でも良いかというわけではなく、専門技術の知識、技術を習得しているか?が関わっています。道具を購入して未熟な知識・技術で施術診療を行っているクリニックもあります。
自分に合ったクリニック探し
前項に述べたように施術を受けるクリニック(技術者)との信頼関係=しっかりカウンセリングを受けてアートメイクを知ること。
内容が開示されていないとサロンでのイメージが強いため、値段で決めがちな傾向。サロンでは眉毛 平均価格4.5円(2回)現在クリニックだと平均8万円(2回)
カウンセリングで、しっかりと説明してくれる
施術方法 原理、手順、技法(マシン、ハンド、ヘアライン仕上げなど)
技法については様々なメーカーが考案して入ってきていますが、基礎原理は同じはずなのに仕上がりが異なる(ノリみたいに濃い、外枠だけで中が染まってない、)こともあります。
しかしまだ医療に渡って三年なので1つの技法“当クリニックはマシン施術”みたいに限った技法のクリニックが大半。
本来顔は10人十色その人の求めるものとその人の肌やパーツの状況などで技法をかえる技術の力量が必要!
色素についてアレルギーの話や色味の選択がきちんとできるか
アフターケアの説明がきちんとなされているか。
今後タッチアップで長いお付き合いになります。近くて通いやすい施設をお勧めします。
アートメイクの注意点
皮膚の浅い部分とは言え、施術後はお肌のバリア機能が低下します。
感染リスクのある疾患をお持ちの方、現在治療中の方、妊娠中の方は必ず医師や専門施術者のカウンセリングを受けてください。
また医療治療施術(乳輪、瘢痕など)は美容目的の皮膚の染色技法とはことなります。きちんとした専門病院。クリニックに施術を申し出てください。